0 1分 11か月

監督 : 友利栄太郎

作品時間 : 1 時間 10 分

上映日・上映開始時間・会場

9月16日(金) 13:00〜 シネマ
9月16日(金) 20:00〜 シネマ

出演者

伊藤若菜 慶徳優菜 白永歩美(月蝕歌劇団)ほか

あらすじ・解説

第1波襲来!緊急事態宣言で揺れる東京と活動の場を閉ざされ葛藤する20代舞台女優たちの記録。交錯する持論、反論、涙、決断、そして思わぬ事態が…。新しい生活様式が叫ばれる中、静かに分断されていく社会に対してどう向き合えばいいのか?演劇を通して見えるそれぞれの人生観を浮き彫りにしながらニッポン2020年をえぐる。暗黒の宝塚「月蝕歌劇団」の行方は?

時代に陰る都会の片隅に見つけた絶景かな
PANTA(頭脳警察)

コロナ元年、月蝕歌劇団はどんな漂流をしていたのか
金子修介(映画監督)

ここに映っているのは現代、そして演劇史における重要な一幕だ
睡蓮みどり(女優 映画ライター)

小劇場、劇団、女優をメインに状況を捉えた出色のドキュメンタリー映画
伊達政保(音楽評論家)

去る者、残る者、見守る者…演劇をめぐって3人の女優の視座が交錯する。
月蝕歌劇団と伴走した故松田政男、足立正生らが1960年代に作った「略称連続射殺魔」は〝ピストル魔〟永山則夫が見たであろう東京、名古屋、京都、函館の風景を辿る事で永山の犯罪心象を追う風景論映画だった。友利監督の映画は女優たちの葛藤を通してコロナ禍の日本の闇を照射、告発する風景論でもある。
山田勝仁(演劇ジャーナリスト)